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2019/08/25 12:22
ポリオレフィン
ポリオレフィンは、内部に炭化水素の2重結合を持った樹脂の総称です。
燃やすと炭素と酸素が結合して二酸化炭素、水素と酸素が結合して水を発生するため、環境にやさしい材料といわれています。
一般的によく使うプラスチックと呼ばれる硬化した材料だけでなく、常温状態でゴムのような弾性をもつエラストマーにもなります。
また、薄く伸ばしてフィルムとして使うこともできるので、さまざまな用途で使用されています。
おそらく一日生活をして、ポリオレフィンを見ない日はないといっても過言ではありません。それくらい流通し、使用されています。
そんな流通しているポリオレフィンの特徴は
無味無臭で無毒
後処理不要で、食品のような衛生管理が必要なところでも使えます
防湿性が良い(吸水率が低い:0.01%以下)
袋やフタのような気密したいところに使えます
軽い
比重が1以下とアルミより軽いため、製品の軽量化がはかれます
熱で溶融し、成形でき(いわゆる熱可塑性樹脂)、加工しやすい
部品を安価に製作することができます
耐熱性や耐寒性が優れている
最高で100℃、最低でマイナス60℃まで耐えます
耐候性、耐オゾン性が優れている
紫外線や耐オゾン性が良いため、屋外でも使用することが可能です